野宮真貴さんの著書『おしゃれはほどほどでいい』を先日読み終えました。
ファッションがとにかく好きな私なのですが、最近はおしゃれについて書かれている本が気になるようになりました。
何か面白い本は無いか…とAmazonのKindleで探していたところ、検索の上位に出ていたので購入してみたのですがとても面白い内容でした!
女性向けの本ですが、男性の私が読んでも参考になることばかりでした。内容をいくつかご紹介します。
おしゃれは基本的に赤白黒で成立する
赤白黒は最強の基本色です。洋服やアクセサリーもこの3色を基本にすれば、どのように組み合わせても失敗することはありません。単色でコーディネートしても、1色を差し色にしても、3色すべてを登場させても見事に調和します。
『服もメイクも基本は、赤・白・黒。』より
この3色は昔から日本人が大事にしてきた色と言われ、日本人を美しく引き立ててくれる色として大活躍してくれます。
赤は女性を魅力的に見せてくれたり、心理学的にも気分を高める効果のある魔法の色
黒は最も使い勝手が良く、着痩せ効果もある便利な色
白は誰にでも似合う、年齢を問わない万能の色
ちなみにこれ以外の色味でも、コーディネートをする場合は3色以内で着こなすと上手くまとまるといわれています。
型が決まれば服選びは楽しくなる
あることに対して苦手意識を持つ人、下手な人というのは、センスというよりも「自分の軸」や「自分の型」を持っていないことが多いのです。判断する基準がないから、どうしていいかわからなくなってしまう。
まずは「おしゃれの自分の型」を持つことで、クリアできるはずです。『料理が一汁一菜でいいならおしゃれだって同じ。』より
野宮さんは料理は苦手な方なのですが、ある本を読んだことで一汁一菜でも献立は成立するということを教わりました。
そのとき一汁一菜という型を習ったことで、料理に対する苦手意識が無くなったといいます。
これはおしゃれにも当てはまるということに気づき、ファッションに苦手意識を持っている人は自分のおしゃれの型を持っていなことによるものだと言います。
どんな服が似合うのかは人それぞれ違います。
自分だけの型を見つけて、おしゃれを楽しみましょう。
季節ごとにトランク一つ分の服の量でいい
季節ごとにトランクひとつ分(1年間でトランク4つ分)のワードローブがあれば、おしゃれは可能ということになります。必要なのはたくさんのワードローブではなく、たくさんの想像力なのです。
何通りにも着られるシンプルな服を中心に、ドレスアップ用の服や靴、アクセサリーなど、パズルのように何通りにも組み合わせます。
『トランクひとつ分のワードローブでおしゃれはできる。』より
野宮さんは30年ほど前、ワールドツアーで2か月ほど世界を回っていた時期がありました。
持っていける服の数はトランク1つのみということだったそうですが、何不自由なく過ごすことができたそうです。
これは日常生活にもいえることで、トランク1つぶんの服の量で1つの季節は乗り切ることができるのです。
着回し、組み合わせなど想像力を駆使すればコーディネートは無限に広がっていきます。
まとめ
この他にも、おしゃれに関する多くのことが書かれています。
ぜひ女性男性どちらの方にも読んでほしい書籍です。
興味を持たれた方は読んでみてください!
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