UNISON SQUARE GARDENのオンラインライブ第2弾である、『 USG 2020 LIVE (in the) HOUSE2』
リクエストランキング1〜30位からセトリを組んだ前回と比べて、今回は31〜70位からセットリストが決まることが事前にアナウンスされており、どんな曲が演奏されるかに注目が集まっていました。
マイナーな曲ばかりしかやらないライブと思いきや、今回も通常営業と遜色無い…というより前回よりも凄まじい熱量のライブとなっていました。
ライブ開始
普段のライブ通り、SE絵の具でメンバーが画面上に現れライブがスタート。
どうやら今回のライブはとても狭いスタジオ(?)のような場所で、3人が向かい合っての演奏になる模様。
一曲目として演奏されたのは、1stアルバム収録の2ndシングルマスターボリューム
まさかのPVを意識した4:3の画面比率に加えて、カメラ1台だけを使ったワンカット撮影。
こうした演出は前回の終盤に披露された箱庭ロックショーで行われたのですが、まさかの1曲目からということで度肝を抜かれる。
間髪入れずに始まった2曲目は7thアルバムからMIDNIGHT JUNGLE
ここからは1カメだけでなく他のカメラを使っての映像に変更。
真上からのアングルが映されると3人のスペースがかなり狭いことが見て取れ、続くfake town babyではそれにもかかわらず縦横無尽に暴れ回るベース田淵智也。
fake town babyが終わると「UNISON SQUARE GARDENです」と短く挨拶。
水分補給・汗拭き・チューニングを各々が終えると、「今日はMCなし」とだけ言い切りすぐさま次の曲へ。
演奏されたのはフライデイノベルス。
今回のライブはリクエスト31〜70位からセトリを決めるとのことだったので、あまり演奏の機会に恵まれなかった曲がランクインしセトリに組まれていることが読み取れます。
そしてそれは次の曲にも表れており、次に演奏されたのはインディーズの曲であるライトフライト。
6thアルバムの曲の後に演奏されていますが、現在こうしてセトリに組まれていても全く違和感がない。インディーズ時代とはいえ、完成度の高い曲だということが分かります。
そして曲が終わると間髪入れずにサンポサキマイライフ、like coffeeのおまじないと続いていく。
23:25では、デジタル時計の時間をわざわざ「23:25」に設定して画面に映すというこだわりっぷり。ギターソロではギターを上に掲げるなど、斎藤さんの調子も絶好調。
5曲を間髪入れず連続して演奏し、ここで水分補給の小休憩。
MCなしという言葉通り、そのまま曲へと続いていきます。
斎藤さんがギターをアコギに持ち変えるとアコギ・ベース・ドラムの静かなセッションがスタート。
セッションからそのまま続いて演奏されたのは、最新シングルのカップリング曲ぼくたちのしっぱい
本人たちも椅子に座って演奏し、ステージにもキャンドルが飾られるなど、こうした演出も配信ライブならでは。
続いて演奏されたチャイルドフッド・スーパーノヴァはそのままアコギで、未完成デイジーはエレキに持ち替えるも座ったままの状態で披露。
前回のスカースデイルのようにアレンジされているだけでなく、周りに配置されたキャンドルと照明が幻想的な雰囲気を作り出していく。
座っての演奏だった3曲が終わると、ここからはバンドスタイルへと戻りライブが続行。
いつもの「オンドラムス、タカオスズキ!」の掛け声はありませんでしたが、短めのドラムソロを披露し、そこから次の曲へつなげるためのバンドセッションがスタート。
ドラムソロ→ベースソロ→ギターソロへとつないでいくと、そのままマイノリティリポートのイントロへ。彼らを囲んでいたステージの幕が剥がれて沢山の骨組みと照明があらわに。
続いて何かが変わりそうを演奏すると、ここからライブはクライマックスへと突入します。
10% roll, 10% romance catch up latencyなどここ数年のシングル曲たちが続き、ボルテージはどんどん上がっていく。
crazy birthdayでは田淵さんがステージを駆け回ったり、マイクを振り回したり寝転んで演奏するなどして斎藤さんが笑いすぎて歌えなくなるといった放送事故(笑)も。
曲の最後に「おしまい」と呟きこれでライブは終了かと思えば、オーケストラを観にいこうのイントロが始まりそのまま演奏へ。
するとこれまでの3人向かい合っての演奏ではなく、フロントの2人が前を向いた通常の並びに。
またユニゾンのライブを観に行きたいと思わせるような終盤の選曲に、とても嬉しくなりました。ユニゾンスクエアガーデンを観にいこう。
曲が終わると画面が暗転(MMMツアーでの演出と同じ)し、次回のオンラインライブの日程が記された画面に切り替わります。
次のオンラインはFUNTIME HOLIDAY
全公演延期となったツアーでしたが、オンラインでもやることがアナウンス。どんなライブになるのでしょうか。
そしてこれでライブは終了ではなく、「おまけ」と言って始まったのはPhantom Joke
まさかのアンコール。前回が不調だったこともあるのか、投票1位の曲を再演奏。
第2回のオンラインライブは熱狂の中、幕を閉じました。
感想
今回のオンラインライブは生でTwitterの感想も見ながら試聴していたのですが、見ている方々の熱が凄くて「こんなにも多くの人とライブを共有しているんだ」と楽しい気持ちで見ることができました。
「この曲がよかった!」「演出が最高だった」「田淵の動きが放送事故」など、いろんな方と今回のライブの感想を共有したいのでリプライやコメントでそうしたものを送っていただけると嬉しいです。
次回のライブも楽しみ!
(オンラインですが)またライブハウスで会いましょう。
セットリスト
マスターボリューム
MIDNIGHT JUNGLE
fake town baby
フライデイノベルス
ライトフライト
サンポサキマイライフ
like coffeeのおまじない
23:25
ぼくたちのしっぱい(アコギ)
チャイルドフッド・スーパーノヴァ(アコギ)
未完成デイジー(椅子に座ったまま)
ドラムソロ→セッション
マイノリティリポート
何かが変わりそう
10% roll, 10% romance
catch up latency
crazy birthday
オーケストラを観にいこう(ライブ版イントロ有)Phantom Joke(おまけ)
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