【2021.2.13】
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ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ
今年のクロニクルシリーズがついに始まりました。
今回は昨年放送されたZと、平成第1作目として名高いティガを中心としたクロニクル(編集+再放送)シリーズ。
毎回クロニクルは次回作と内容が関連づいているという法則があるため「次回作はティガと関わりがあるのではないか」「ティガ由来の超古代の戦士じゃないか」「ティガダイナの続編じゃないか」など様々な憶測がありましたが、果たして今回はどのようになるのでしょうか。
まずは第1話の感想です。
ゼットとティガの1話を再編集
クロニクルZ初回放送は、Zとティガの1話をまとめて約25分に再編集したもの。
ゼロの紹介・導入から始まり、解説のナレーション(ストレイジAIの声)付で前半にZ、そして後半にティガの活躍を見るという流れ。
ゼットとハルキの出会いと戦い、ティガの復活とゴルザ・メルバとの戦いのみに焦点が当てられていたこと、途中ナレーションが付いていることも合間って内容がスピーディーで分かりやすくなっていました。
長野博氏は…
今回のクロニクルZのティガパート、ダイゴ役の長野博氏の登場シーンは一切ありません。
過去にウルトラマン列伝でティガ本編が配信されたときはノーカットで放送されていたのですが、今回はYoutubeで毎週インターネット配信するという都合からか長野博氏が映るであろう場面は全てカット。
そのためティガパートはダイゴ登場シーンが無く、ダイゴについて触れられるのはガッツウィング1号が撃墜される場面のみ。
登場シーンこそありませんが、新規録音のナレーションによりダイゴが光となりティガへと変身したことが補完されています。しかしティガのことを知らない子供たちはこれで違和感が残ったりしないのだろうか…。
第1話など序盤はダイゴの出番がそれほど多くないため編集でなんとかなる(なっていないけど)と思うのですが、物語後半やファイナルオデッセイを取り上げる際はどうしていくのか…
しかしティガは近年客演が多いからか使える素材が多いため、最悪なんとかなりそう?
ティガリスペクト演出の数々
しかし残念なことばかりではありません。
今回のクロニクルZ、随所にティガリスペクトの演出が見られます。
それが顕著に現れたのが、第1話のタイトルや次回予告。
タイトルの出し方や、次回予告の絵面とBGMがティガのそれと全く同じです。
多少不気味な各話タイトル、BGMが流れたまま次回予告からスポンサーに入る流れなどがティガのものとほぼ同一(新撮)
平成から令和へと移ったこの時代に、ティガと全く同じ演出がTVで見られるとは思いませんでした。
これだけで今回見てよかったなぁと思えました。当時ティガ見ていた人、タイトルと予告だけでも見てほしい。
というわけでダイゴが出ないという第1話でしたが、果たしてこのまま最後まで出ないままなのか。
そしてこのまま半年やりきるのか。円谷の実力が試されます。
次回予告ではキリエロイドやガクマ、ゴモラが登場。
ナレーションで「ティガが変わる」「ゼットが変わる」と言っていたことから、どうやらタイプチェンジが主体の再編集になる様子。
ダイゴが出ていなくても、なんとかやりきれそうです。
…それでもやっぱり出て欲しいなぁ。なんとかならないかな円谷プロ…
「円○が変わる」「ジャ○ーズが変わる」
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