【感想・考察】ウルトラマントリガー 第11話「光と闇の邂逅」

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ギャラクシーファイト第3弾が2022年に公開、二人目の究極生命体アブソリュートディアボロとウルトラマンリブットのトリガー本編参戦、そしてトリガー新形態の発表…
新情報が多すぎて渋滞することになってしまったこの1週間。
本編ではいよいよトリガーダークが登場し、物語の方もますます混沌としてきました。

目次

トリガーダーク

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今週、ついにその姿を現したトリガーダーク。
原典となったティガと同じく、その正体はトリガーの3000万年前の姿ということが明らかになりました。
トリガーの放送前はティガのようにトリガーもダーク化するのではと言われており、本編中でもヒュドラムから「昔のあなたの方がエレガントでしたね」という発言もあったため、トリガーダーク登場については来るべくして来たなという感じ。

しかし予想の斜め上を行ったのが、その見た目。
ティガダークのようなカラーリングの変更だけに留まらず、トリガーダークの場合はダークルギエルやベリアルアトロシアスのような禍々しいデザインになりました。
でもどちらかというとキリエロイドやゼルガノイドやミーモスの意匠も取り入れられているような…TDG25周年なのでデザイン意識しているとするならこちらの方でしょうか。

3000万年前では人間に光線を打とうとしたりするなど、完全に悪のウルトラマンといった感じ。
原典のティガは光→闇→光と時代によって姿を変えてきましたが、トリガーダークの場合はどうだったのでしょう…?

VSカルミラ

今話は冒頭から何の前触れもなくトリガーとカルミラの戦闘が真昼間から描かれる、という始まり方でした。
使役する怪獣もおらず、GUTSファルコンや地上からの援護に対してはヒュドラムとダーゴンを向かわせるなど、完全にトリガーとの一騎打ち。
OP前からあまりにも突然すぎたため、先週の放送見逃したのかと思いヒヤヒヤしました…

カルミラとの戦闘は1話以来で、今回はカルミラ側がトリガーを終始圧倒するなど優勢。
カラーターマーが鳴るまで追い詰めたところで呪術をかけ、トリガーを戦闘不能にしたところで姿を消しました。

1クール目の終盤にカルミラがついに動き出しましたが…なぜ今になってこのような行動をし始めたのでしょうか。
トリガーをダーク化させたかったのであれば、ヒュドラムが合流したあとの4話で攻めてくればよかったはず。
にも関わらずこのタイミングでの呪術。

これまでカルミラは特に表立った行動はしていませんでしたが、それと同時に裏で何か行動しているといったことも描かれていないんですよね。
呪術のエネルギーを溜めていたのでこのタイミングになってようやく行動を開始した、とかだったらよかったのに…
このあたりの理由づけが欲しいのですが、来週に描かれてくれるといいですね。

あと今回ケンゴとは3000万年前に会っているということが判明しましたが、1話で「久しぶり」とか「あの人間は」などの台詞は無し。
カルミラさん、トリガーに固執しすぎて忘れてる?

ケンゴの秘密

カルミラの呪術によりトリガーが闇に囚われた影響なのか、なんとトリガーと分離して3000万年前にタイムスリップ(!)してしまったケンゴ。
しかし呪術はあくまでもトリガーを元の姿(ダーク)に戻すための技であって、変身者を過去に飛ばしてしまうといった作用は無いはず。
このあたりの説明が一切無いうえに、冒頭からカルミラとの戦闘、トリガーダーク復活と話がポンポン進んで行ったため、一部の視聴者も置いてけぼりになったのではないでしょうか…?


ということでケンゴのタイムワープについて、どのように解釈したら話がスッキリまとまるか、二つ仮説を立ててみました。
一つはギンガSでギンガとビクトリーが変身者と分離したように、トリガーもケンゴの身を案じて分離を図ったというケース。
変身者への負担を避けるためにトリガー自身がケンゴと分離しようとした、しかしあまりに強すぎる呪いによってカルミラ(もしくはトリガー)にとって強い思い入れのある時間への扉が開いてしまい、トリガーの意思で分離させられたケンゴがそこに飛ばされてしまった…という説。

二つ目の説は、トリガーはケンゴが不在になるとトリガーダークになってしまうという説。
トリガーがトリガーダークとして復活したのは、ケンゴがタイムリープで3000万年前に飛ばされてからでした。
呪術はトリガーを元の姿にもどすための術であるため、ケンゴがいるとトリガーダークに戻れないためにインナースペースから弾き出された。
しかし強すぎる呪いによってトリガーにとって強い思い入れのある時間への扉が開いてしまい、そこに飛ばされてしまった。

この説はユザレの「あなたは光であり…」という台詞もあったため、ケンゴ自身が光であると仮定すると、ケンゴがトリガーと一体化することにより生まれるのが光の巨人ウルトラマントリガーである、とするとユザレの台詞も破綻せず辻褄が合います。
あまりにも複雑な話になるため、来週あたりに説明があるといいのですが…

そしてケンゴについて不可解なことがあるとしたら、もう一つ。
3000万年前の世界でユザレと共にトリガーダークに襲われそうになったとき、ケンゴの手から謎の光が出て二人を守ってくれました。
第1話でトリガーの力を手にする前にも、ケンゴは岩の下敷きになりかけた時に謎の光によってその身を守られています。

今回のケースも、GUTSスパークレンスを手にしていない、いわばトリガーへの変身能力が失われた状態での発現。
やっぱりケンゴ自身には、トリガーへの変身能力を持っている他に何らかの秘密があるのではないかと思われます。

1クール目は3000万年前のことや巨人の謎、2クール目はケンゴやユナ(ユザレ)など人間たちの謎が明かされる、という風に今後話が進んでいったとしたら、とてもトリガーの物語として綺麗にまとまるようにも思えます。

ルルイエ

ついにルルイエが物語に絡んでくるときが来ました。
しかし今回の「ルルイエ」というのはケンゴの持つ花のことではなく、ユザレたち古代人の間では「希望」を意味する言葉だそう。

これは一体何を意味しているのか、今後はエタニティコアに代わってルルイエが物語のキーワードとなるのか、それともティガファンに向けたただのサービスシーンなのか。

そしてワープした3000万年前の世界にルルイエは持ってきていませんが、この世界にもルルイエに似た花はあるのでしょうか…?

三千万年の奇跡

次回、いよいよトリガーの最強形態が登場。
ダークと戦っている様子もあるので、もしや分離して戦うことになるのでしょうか?

今回は未登場でしたが、次回はイグニスも登場。
ケンゴが戻って来れるように、協力してくれるのでしょうか。

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この記事を書いた人

心地いい部屋を作ることが趣味なアラサー男子。ファッションやカメラ、ウルトラマンなどが好きです。

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