【書評】小説 仮面ライダー鎧武【ネタバレ注意】

スポンサードリンク




Kindleにて安くなっていた小説版 仮面ライダー鎧武を読みました。

圧倒的な読みやすさで2時間くらいで読み終わってしまいました。素晴らしい名作だった…

 

 

小説版の時系列

小説 仮面ライダー鎧武は、時系列的には一番最後にあたる話です。

おおまかな流れとしては

TVシリーズ(途中にVシネデューク編、バロン編、斬月編、劇場版 サッカー大決戦)→劇場版(MOVIE大戦フルスロットル)→Vシネ ナックル編

が正しい時系列となります。

この後に続くのが、今回の小説版です。

最近平成ジェネレーションズで鎧武が復活しましたが、そちらの前にこの小説版のストーリーがきていると考えられます。

 

小説版の内容

Vシネナックル(本編終了から2年後)の直後、

まだ残っているロックシードや戦極ドライバーを回収するために世界中を飛び回る呉島高虎(仮面ライダー斬月)日本に残る呉島光実(仮面ライダー龍玄)を主人公に添えたストーリーとなります。

 

今回の敵はVシネデューク編に登場した狗道供界(仮面ライダーセイヴァー)です。

すでに死亡しVシネデューク編で決着がついた狗道がなぜ蘇ったか、そして彼が頂点に立つ宗教団体『黒の菩提樹』の暗躍、それらについて迫る物語となります。

 

納得させられたのが、TVシリーズの終了後壊滅したはずのユグドラシルの残党が世界中に『処分を免れたドライバー』と『ロックシード』を不正売買していた、という点です。

確かにあれだけの巨大組織ならヘルヘイムの脅威が去ったその後、残党が貧しい小国や戦禍中の国に兵器として売り出しても不思議ではありません。

 

アーマードライダーシステムは使い方によっては、1人だけで兵器にも勝る代物です。

戦争兵器として仮面ライダーを絡める、というのはTVシリーズなどでは描かれませんが、小説だからこういう表現が可能なのですね。

(ちなみに兵器VS仮面ライダーの戦いは、小説仮面ライダーオーズでも描かれています。)

 

取りこぼしの無い鎧武ワールド

これでもか!というくらいの要素を詰め込んでいるのに、設定の破たんが無いどころか「あの作品やあの場面はこうだったのか!」という理由づけもされています。

 

例えば、TVシリーズに繋がらないパラレルワールドのお話となった『劇場版 戦国MOVIE大合戦』。

これについても取り上げられているんです。

 

さらに『劇場版 平成VS昭和』にも登場した『通りすがり』の人物も登場します。

 

新たな解釈による説明補完

そして作中で説明付けがなされていなかった部分も、新たに文字で説明を付けることによっての補完がなされています。

Vシネナックルでは、ナックルジンバーマロンに変身するために戒斗(バロン)のゲネシスコアを使用しています。

ゲネシスコアはキルプロセスで使えなくなったはずなのになぜ使用することができたのか、といったように「なるほど!」となるような説明がされていて、この小説を読むことでいくつかの疑問がストンと落ちます。

 

他には供界のブラッドオレンジロックシードとゲネシスコアの入手経路についてですが(Vシネ登場時はゲネシスドライバーが開発されていなかったのに「なぜゲネシスコアが存在するのか」という矛盾が生じていた)、これも小説にて「あの天才」がその説明をしてくれています。

 

登場人物たち

本編後の世界なので、生き残っているアーマードライダーは全員登場し活躍します。

チーム鎧武やチームバロン、その他のビートライダーズにフルーツパーラーの吾郎ちゃん坂東さんなどほとんどの人物が再登場しています。

もちろん主人公の彼も…。

 

まとめ

とても読みやすい内容で、TVシリーズを観ていた人なら似たような場面が瞬時に脳内再生されると思います。

終盤まで勢いのまま駆け抜ける内容はまるで劇場版仮面ライダー鎧武完結編を観ているかのような感覚です。

鎧武シリーズ全てを追っていた方は後悔しない内容になっていますのでぜひ!

 

ちなみに鎧武のTVシリーズ、Vシネ、劇場版などは全てAmazonプライムに加入することで無料で見ることができます。

まだ本編を見ていない方、取りこぼしがある方はぜひチェックしてみてください。

 

スポンサードリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です