王様の正体
キングダムダークセイバーで身体を貫かれてしまったコロット。
しかしそれを庇ってくれたのは、なんと戦いの中に一瞬で移動してきた現グランシェフ国王でした。
服が燃えてその背中に描かれていたのは、なんとバンカーマーク。
現グランシェフ国王もバンカーとして生まれていたという衝撃事実が発覚しました。
最強クラスの戦いの中に一瞬で移動できる、身体を貫いたキングダムダークセイバーを抜き取った衝撃で塔が崩れそうになる、しかも服の下の肉体はムキムキという…全盛期はめちゃくちゃ強そうです。
リゾットの子孫ということなので、戦闘力が高そうなのはかなりの説得力がありますね。
リゾットもいずれこうなるのでしょうか…?
シャトーブリアンへの本心
自身もバンカーだったのに、なぜバンカーとして生まれたシャトーブリアンを捨てたのか。
現国王は45年前の幼い頃に強大なバンカーの力を制御するために、数年以上監禁されて過ごしていました。
力は制御できるようになったものの監禁された生活は地獄の日々であったため、息子には同じ思いをさせないよう国から逃がしたことが判明しました。
ちなみに現国王がシャトーブリアンを逃がした過去の話は、3巻の第10話で描かれています。
「あなたの息子を殺します」
父の思いを理解したものの、自分たちバンカーを認めない世界への憎しみが暴走し、力も自我も制御できなくなるシャトーブリアン。
現国王をステージからサフラン(パエリア先生の子孫)の元へ移動させたコロットは、暴走状態のシャトーブリアンを止めることを決意。
「あなたの息子を殺します」というラストページの表情は、BlackLabel第1話での「オレの父、バーグを殺すことだ」にダブりました。
コロッケがバーグとブレンドした時は自身の父親を、リゾットとブレンドした時はリゾットの子孫を殺すことになるという悲しい戦い…。
この戦いの結末はどこに向かってしまうのでしょうか。
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