【ネタバレ】D.Gray-man 第248夜 A.Wに別れを告げる・接触【感想】

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2022年春号から続いていたDグレソロ表紙。
アレン→神田→ラビと続いてきましたが今回ついにリナリーが表紙を飾りました。

神田は今後教団に戻る予定なので、リナリー再登場も近い…

そんなことを思いながら、今回もDグレ感想スタートです。

目次

アレンとネア

前回で全員に話を伝え終え、いつの間にか眠ってしまっていたアレン。

洗面台にて顔を洗うと鏡に映る自分の姿がネアに変化し、ネアはアレンに語り掛けます。

実はアレンとネアがコミュニケーションを取るのはこれが初
21巻198夜では一方的にネアがアレンに名前や千年伯爵が狂っていることを伝えるだけでしたが、今回でついに両者が会話をすることとなりました。

「アレン」とアポクリフォス

ネアがアレンに告げたのは、衝撃的な一言でした。

おそらくおまえは
アポクリフォスに
作り変えられてる

当ブログでも何度か35年前の「アレン」について考察していましたが、ここにきてついにアレン自身がアポクリフォスによって作り変えられた存在であることが判明しました。

ネアから見た35年前の「アレン」と比べ、今のアレンは全くの別人(望み、容姿、誓いなど)。

ネアがアレンに対して「おまえが消えてなくなる前に(記憶を)思い出してほしい」と言っていたのは、35年前の「アレン」がなぜ別人になっているのか知りたいからということでしょうか。

35年前の時点ではネアと「アレン」は協力関係にあったようですが、ネアが復活した際(24巻215夜)に「さよなら友よ…たった今からオレたちは敵同士だ」と言っていたことから両者はこの時代において対立関係にあるため、「アレン」の思惑を知っておきたいということがあるのかもしれません。

自身への不信

今回ネアからアレンに様々なキーワードが伝えられることとなりました。

一つは35年前という言葉。

35年前はネアが死亡した時代で、たびたびネアの口から語られていた言葉。
しかしこのことを知っているのはノア側の人物だけで、今回ネアとアレンの会話でそのことが伝えられたことから、アレン自身も35年前というキーワードを知ることとなりました。

ネアが死亡することとなった35年前が、現時点での物語の最大の転換点となっており、ネアが「アレン」を宿主に選んだのもこのとき。

そしてもう一つのキーワードは、会話の最後に伝えられた35年前の「アレン」は自らネアの宿主になったという言葉。

これまでは偶然自分が宿主になってしまったと思い込んでいたアレンでしたが、自らの意思で宿主になったということを知りました。

35年前の自分は何を考えて容姿や思考を変えたのか、なぜ自分は宿主となったのか。
その疑問で自身への不信が募り、今回のお話は幕は閉じます。

クロスが一番信用していた人物

今後の手がかりが精神世界の屋敷「カテリーナ・イヴ・キャンベル」ということを既に知っているネアは、その他にもアレンに過去のことを思い出して欲しいとしてクロスが一番信用していた人物に聞いてみるといいと言います。

この人物が誰を指しているのかは明らかになっていません。
ですがやはりクロス一番信用しているといえば、マナ死亡後のアレンを匿ってくれていたマザーでしょうか。

教団から逃げたアレンが方舟を使って一番最初に向かったのも、マザーのいる場所でした。
(23巻 206夜 参照)

ということは、キャンベルの屋敷に行く前にまず向かうのはマザーの自宅でしょうか。

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この記事を書いた人

心地いい部屋を作ることが趣味なアラサー男子。ファッションやカメラ、ウルトラマンなどが好きです。

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