11月19日(月)、Zepp TokyoにてThe BONEZのツアーファイナル公演TOUR 「WOKE」 – ENCORE –が行われました。
これは本来のツアーファイナルが9月30日に行われる予定だったものの、台風の影響で延期となったことによるもの。
予定とは大幅に遅れてのファイナル公演で日曜から月曜に変更となりましたが、当日は多くのファンが会場に詰めかけ、そしてGYAO!にてライブの模様が全国に全編生配信されました。
私は生配信にてライブの様子を見ましたが、中継でも伝わる白熱のライブがそこにはありました。
ライブスタート
19;09 ライブスタート
SEと共にメンバーがすぐ登場し、ステージ上で円陣を組んだのちに演奏が開始。
1曲目 Until you wake upから多くのリフト・ダイバーが登場し大歓声に包まれる。
この日を待ち望んだ人がこんなにも数多くいたことを感じさせます。
2曲目Bird 〜people with wings〜ではステージ上に煙の柱が上がり、フロアにも大歓声が。
たった2曲で既にエンジンの熱が温まったかのようなフロア。
「革命を起こすのに4人じゃできねえから、手貸してもらっていいか!?」
そう言って始まったRevolutionではまたもや多数のダイバーが出現し、GIMCRACKでは重厚なサウンドにJESSEさんのラップが冴え渡る。
今年はThe BONEZの年とでもいわんばかりに物凄い本数のライブをこなして全国を回った彼ら。その集大成とでもいえるかの演奏に、会場は今までにない盛り上がりを見せます。
「こんなになんでもない月曜日が、これほど楽しみになるとは!」
というMCでは、この日にかけるThe BONEZの思いが感じ取れるかのようでした。
ここからはしばらくアルバムWOKEからの曲が続きます。
Rude Boyでは激しくフロアを煽り、その後に続く曲たちも休む暇を与えません。
2度目のMCではPTPのTシャツを持ち、このバンドの代わりにようやくここに立てたことについて紹介。
PTPではなし得なかった(ボーカルKさんの逝去後のラストライブでは立ちましたが)ことが台風で延期になり、それでもここにようやく立ててこの日を迎えたことに喜びを噛み締めます。
LIFEではZeppのミラーボールを回して場内がカラフルに包まれます。重めのサウンドだけでなくこのような曲も今はボーンズにはある。
今回のツアータイトルにもなっているWOKEというアルバムは、ラウド系の曲だけでなく色んなタイプの曲が収録されておりThe BONEZの可能性を広げた一枚なんだと感じました。
LouderからはJESSEさんがボーンズのツアーTシャツ1枚(ホワイト)になりAdam & Eveでは客席に突入。(しかもステージから割とかなりの距離の)。
次のMCではこの日にかける思いをメンバーそれぞれ語ります。
ZAXさんはKさんがいなくなってから6年、この日を目標に突っ走ってきたことを
NAKAさんは今年父親を亡くして初心に戻る気持ちで演奏すること
T$UYO$HIさんは3日前に夢の中でKさんに似た人物に会った話を。
Rememberからライブも後半戦へ。
One moreの前では、「ボーンズで一番人数が多いライブハウスだからウォール・オブ・デスやらせてくれ」と真ん中を開けようとしたらポールがあって難しいことに気付いたJESSEさんが「(やっぱ)好きにやれや!!!」という場面も。
4度目のMCではヘルニアでライブを数回休止したことについて語りました。
世の中何が起こるかわからない、もしかしたらあらかじめ決まってたその日しか来れない人もいるかもしれない、だからライブは飛ばしたらいけないんだというのがJESSEさんの根底にありました。
でも入院中、様々な友人から休んでもいいんだということを教わったそうです。
これからも自分たちは止まらない、進み続ける、そんな気持ちを込めて3000人の観客の前で歌ったFriendsは、とても力強い気持ちを感じました。
最後は「この曲は欠かせません!」と言い会場が沸いたPlece of Fire、アルバムの中でも大事な曲であるSUN TOWNでライブ本編を締めくくりました。
21時12分 本編終了
アンコール
21時17分 アンコール開始
曲に入る前に生前のKさんについて語るJESSEさん。
自分とは似ているけどどこか違う人物、月と太陽みたいな存在でずっと対バンし合う関係になるはずだったと言います。
それが今こうしてメンバー同士が同じバンドで演奏していることは、事故のようで奇跡だと言います。
形見となった自身がプレゼントした時計を前に、涙しながらSun foreverを演奏。
続いてZepp Tokyoを見ながらPVを撮ったという、Thread & Needleを披露。
銀テープも宙を舞い、アンコールにふさわしい感動的な光景でした。
「また会える日を楽しみに。」
アンコールの最後はSee you again
最後に音を全員で合わせる瞬間はKさんの時計も口にくわえて一緒に。
21時50分 終演
ライブ終了
ついに念願のZepp Tokyo公演の夢を叶えたThe BONEZ
これからもずっとまっすぐに進み続けて欲しいです。
メンバー全員がはけた後はWE CONTROL – ZEPP TOUR 2019-の日程が発表されました。
次はゼップツアー、これからもボーンズは進化していきます。
次のツアーは配信ではなく、是非ライブハウス内で生の空気を感じながら見たいと思います!
セットリスト
セットリスト
Until you wake up
Bird 〜people with wings〜
Revolution
GIMCRACK
(MC)
Rude Boy
Nice to meet you
Code name
Kings work
(MC)
Anthem
LIFE
Louder
Adam & Eve
(MC)
Remember
One more
Stranger
Hey, You
(MC)
Friends
Leaf
Place of Fire
SUNTOWNアンコール
Sun forever
Thread & Needle
See you again
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