ティガ放送から25年目の9月7日、ついにウルトラマンティガの配信がスタート。
今年の初夏まで放送されていたクロニクルZでダイゴの姿が全く映らなかったのは、このサプライズを大いに盛り上げるためだったのか…と感心。
そんなウルトラマン熱が冷めやらぬ中、今回もゼットとの客演回。
大いに盛り上がること間違い無しです。
パワードダダ(PDO-3)
パワード以来27年ぶりの登場となった、パワードダダ。
原典のダダのようなコミカルな活動をする宇宙人なのかと思いきや、その正体は宇宙人ではなくコンピューター生命体。
一般市民の携帯端末に入り込んだのを皮切りに、自動運転の車などを暴走させて町中をパニックに陥れ、各国のTPU支部のデジタル端末を制圧。
世界一のセキュリティを誇るナースデッセイ号のシステムもほぼ制圧しかけるなど、戦闘力が高いサタンデロスとはまた別のヤバさがありました。
また等身大で突然基地内に現れ隊員たちを倒そうとしたり、トリガーとゼットに対してはワープや超能力で車を投げつけたりなど戦い方も不気味。
原典のダダは「ダダ〜」と喋るのですが、パワードダダは戦闘中であっても一切無言。
結局地球にやってきた経緯も、その目的も何も分からないまま倒されてしまいました。(というより本当に倒されたのか…?)
今回闇の3巨人が全く登場していないため、彼らが送り込んだわけではなさそうですが…
こうした目的が不明瞭なところも、不気味さを出すのに一躍買っていました。
キングジョーストレイジカスタム
デジタルなら何でも操れるのか、ナースデッセイの次はハルキが乗っていたキングジョーSCを使って破壊活動を開始。
パワータイプとベータスマッシュの2体1でも圧倒するなど、パワー形態であっても互角以上の戦いぶり。
パワードダダはそんなキングジョーと同化を試みようとしていましたが、同化されていたらどうなっていたことか。
D4レイが搭載されていなくて本当によかった…
最後はゼペリオン光線とデルタライズクローのゼスティウム光線で大破しましたが、これ元通りに治るのでしょうか…?
ウルトラマンゼット
今回は客演回後編ということで、ゼットの全タイプが登場。
最初はアルファエッジで変身し、ベータスマッシュ→ガンマフューチャー→デルタライズクローと変化していくのも、Z本編の登場順のよう。
本音を言えばガンマフューチャーを最後に持ってきて、トリガーマルチタイプと並んでトドメを指して欲しかったのですが、ハルキやケンゴに「(お互いが)似てる」と言わせることを避けるためか、出番はあまり多くありませんでした。
ティガとトリガーの関わりは今後も重要なファクターですので、ティガに関わる話はまだシークレットということですね。
またゼットのタイプに合わせてトリガーもタイプチェンジするのも良い。
ベータスマッシュにはパワータイプ、基本形態のアルファエッジと途中変身したガンマフューチャーにはマルチタイプ、デルタライズクローにはスカイタイプと、お互い色味も似ているので立ち姿も様になっていました。
ちなみにトリガーが1エピソードの中で、3タイプがちゃんと活躍したのは初。(サタンデロスはパワータイプが1カットだけだったので…)
おまけにマルチ→パワー→マルチ→スカイ→マルチと何度も変化。タイプチェンジ沢山見せてくれるのは絵的にも映えますね。
ベリアロク
「もう飽きたし(元の世界に)帰るぞ」と言ってハルキの手元に現れたベリアロクさん。
なんとベリアロクの力で次元を切り裂けば、次元移動が可能とのこと。
これでゼット単体でも次元移動が可能なウルトラマンになりました。
M78星雲出身で次元移動ができるのはゼロに続いて二人目。師匠に続く形になりました。
またGUTSスパークレンスもしばらく借りると言って去っていきましたので、今後も再登場してくれるかも??
ユザレ
パワードダダに不意を突かれ絶体絶命のピンチのアキトを助けるため、ユナの身体から出てきたユザレ。
その力でパワードダダを倒したのですが、意識を取り戻した際にユザレになったときの記憶が少し残っていたらしく困惑するユナ。
なぜこのような力を持っているのか、ユザレとは何なのか。
客演回でありながら次につなげる終わり方となりました。
あの日の翼
次回は3話ぶりにシズマ会長が再登場。
会長の過去、ユナ出生の秘密が明かされるのでしょうか…
そして登場するガッツウィング。
サブタイトル「あの日の翼」が意味する翼というのはもしや…?
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