開演
18時02分、場内が暗転し開演。
いつもの第九をアレンジしたSEではなく、今回のツアー用に作られたであろうSEでメンバーがステージに登場。
5人全員が姿を現し、最初に演奏されたのはInsomniark
アルバム四曲目であるこの曲は「この指に止まれ」「この夢に止まれ」という言葉遊びが特徴的。サビも疾走感溢れ、ライブの幕開けにも相応しい曲。
そのままStrawberry feelsやCPXなど、疾走感溢れる曲が続く。
それだけでなくどっしりとしたヘビィなサウンドが特徴的なJelly MiensやBLINKSTONEの真実をといった曲も立て続けに演奏していく。ここまでで一言も喋らず、これといった間や休憩もゼロ。
8曲目のMiffy’s Mouthが終わって「BIGMAMAです、よろしくお願いします!」とようやく口を開く金井。
少しの水分補給などの間を置き、すぐさま次の曲 Make Up Your Mindへ。過去の曲も新曲たちと組み合わせて披露していく。
以前インタビューで「BIGMAMAで捨て曲、ボツにできた曲は無い」と話していた金井さん。
その言葉通り、昔の曲たちも今の曲に比べて完成度は劣らないものばかり。
特に中盤で演奏されたNeverlandは、2016年に大トリを務めた名古屋の冬フェス・メリーロックで初めに披露された曲。
イントロのアルペジオが奏でられると、客席からは歓声が上がるなど、その人気は未だ健在。
盛り上がる曲ばかりが続いたあとはしっとりめの曲のコーナーへ。
CRYSTAL CLEARやLovers in a Suitcaseなどが披露され、High Heels, High Lifeが終わった時点で18曲が終了。
普通のバンドならここでワンマン終了していいほどの曲数を消化しているが、ここからは怒涛の後半戦へ。
ゆったりめの曲たちを終え、後半戦の始まりを告げたのは新曲Foxtail
アルバムの13曲目として配信限定で販売され、のちに発売されるデラックス版では曲順もHigh Heels, High Lifeの後に収録されたこちら。
『これは素晴らしい日々の始まり』という歌詞が、今日この日ここにいる人々の感情を表しているかのよう。
その後はかくれんぼ、荒狂曲”シンセカイ”、MUTOPIAなどのライブアンセムを挟んで怒涛のクライマックスへ。
until the blouse is buttoned upでは以前のようなタオルを掲げてほしいという煽りは無くなったものの、言われなくても分かっているかのようにフロアには数多くのタオルが掲げられました。
最後はYESMAN。
「今日この時間、この場所を選んだみなさんを全力で肯定します!」
ライブに来たすべての人々に対して投げかけられた唯一の言葉。今伝えたいことは全てこの曲に詰まっているんだなと感じた一曲でした。
20時終演
アンコール
非常口など灯りが全て点き、前回のツアー同様アンコール無しか…と思いきやステージが明るくなりメンバー全員が再登場。
金井さんが一言「内緒ね」と言い、なんと現時点で今回のツアー唯一のアンコール。(他会場ではファイナルの札幌でもやったそうです)
演奏されたのは初期BIGMAMAの名曲、the cookie crumbles。
フロアも最高潮の盛り上がりを見せダイバーは続出。おまけに間奏後は自分のマイクに戻らなかった金井さんがカッキーのマイクで歌おうとする場面も。(君のマイクはあっちだよ、という感じであしらわれてあまり歌っていませんでしたが。笑)
アンコール含めて合計28曲、圧倒的熱量で約2時間のライブを終えました。
20時5分終演
セットリスト
Insomniark
Strawberry Feels
CPX
ファビュラ・フィビュラ
Jelly Miens
BLINKSTONEの真実を(新イントロ追加)
秘密
Miffy’s Mouth
Make Up Your Mind
ダイヤモンドリング(2035/09/02)
Happiemesis
SPECIALS
Neverland
ワンダーラスト
POPCORN STAR
CRYSTAL CLEAR
Lovers in a Suitcase
High Heels, High Life
Foxtail(新曲)
Ghost Leg
かくれんぼ
荒狂曲”シンセカイ”
Step-out Shepherd
No.9
MUTOPIA
until the blouse is buttoned up
YESMANthe cookie crumbles(アンコール)
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