【Dグレ考察】なぜアレンはクラウン・クラウンで咎落ちしないのか?を考えてみる。

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D.Gray-manの主人公アレン・ウォーカー
彼はイノセンスの使い手でありながら、ノアのメモリーを持つという異質の存在。

そんな彼がなぜイノセンスに適合できているのか、そしてなぜ咎落ちしないでいられるのか。
今回はその理由について考察してみたいと思います。

目次

アレン・ウォーカーの正体はノア

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アレン・ウォーカーの正体は、14番目のノアであるネアのメモリーを移植された人間。
つまりネアの転生先ともいえる存在です。

ネアは35年前にノアの一族との戦いで死亡する際、友人のアレンなる人物にメモリーを移植。
それが後のアレン・ウォーカーということになっているのですが、現代のアレンの見た目年齢は16歳前後。
このあたりも大きな謎となっていますが、それについては未だに明かされていません。

35年前はイノセンス無し

ちなみに現代から35年前のアレンは、このシーンの左手親指を見れば分かるように左腕にイノセンスを持っていません
つまり35年前は不適合者であった可能性が高いです。

一応クロウリーも食人花に噛まれたことでイノセンスの歯が生えてきたという、後天的に寄生型適合者になったというケースもあります。
そのため何らかの影響で後に寄生型になったとも考えられますが、若返りも含めて謎のままです。
(イノセンスの奇怪現象かも…?)

咎落ちしないネア

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アレンの肉体を借り、ついに現代に復活を果たしたネア。
しかし左腕のイノセンスはネアに対して全く拒否反応を示さず、おまけにネア自身もイノセンスを発動しようとしますが、全くと言っていいほど咎落ちの兆候がありません。(26巻参照)

同じく教団を抜け出した神田は咎落ちの兆候を見せ始めているのとは対照的です。
(アレンの場合は「ネアを調べつつノアを倒す」、神田は「アレンの元へ行く」という目的で教団を出ているため、こうした意志の違いで咎落ち兆候が出ている可能性はありますが)

神田がこんなにも早く咎落ちの兆候を見せているのに、なぜアレン=ネアは咎落ちの予兆がないのか。

咎落ちしない理由① ネアは昔イノセンスを使えた?

ネアは35年前にロード以外のノアを殺害しているそうですが、その殺害方法については明らかになっていません。
ノアは体内にイノセンスの力を流し込まれると死亡するということが分かっており、これが現状ノアを倒す唯一の方法です。

おそらく、ネアは35年前にイノセンスを使うことができた、またはイノセンスを使える人物(おそらくアレン)と協力関係にあったのではないでしょうか。
ネアの目的は千年伯爵になることであり、そのためには他のノアたちが邪魔です。
ノアを殺害するという目的はイノセンス(ハート)の目的とも多少一致するため、一時的に協力関係にあるため咎落ちが避けられているという説です。

ちなみに35年前に死亡する際、ネアの手には退魔ノ剣の色を反転した剣が握られていました。
千年伯爵も同じ剣を使用していたこともありますが、もしかしたらこれがクラウン・クラウンだったのかも…?

咎落ちしない理由② アレンの正体がブックマンJr.だから

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Dグレの世界観において、ノア側にもイノセンス側にもつくことができる存在、それがブックマン一族。
35年前にはブックマンはノア陣営で歴史を記録していたことが明らかになっているため、ブックマン一族の可能性があるアレンは、ノアとイノセンスを両立することができたのかもしれません。

ちなみに同じくブックマン一族説が囁かれているクロス・マリアンもノアと自由に接触できる立場にありながら咎落ちしていないため、ネアは転生先を選ぶ際にイレギュラーな存在であるブックマンに目を向けたのかもしれません。

咎落ちしない理由③ 特別なイノセンス?

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クラウン・クラウンはかなり特殊かつ、特別なイノセンスです。
ティキに破壊されたあとも再生したり、瀕死になったアレンの傷口を塞いだりと、イノセンスがアレン自身を守ろうとする様子が何度もありました。
その様子は神田から「異様な執着に見える」(23巻参照)という想いをいだかせたほど。

イノセンスはアレンに執着しているのか、それともネアに執着しているのか。
人間を傷つけない退魔ノ剣に進化したケースがあったり、ネアでも発動できそうだったりと、白黒つかないというのが正直なところ。

他のイノセンスとは違いすぎる点から、クラウン・クラウンはハートなのではないかという考えもありますが、果たして…

咎落ちしない理由④ アポクリフォスが本体だから

ネアを破壊するため、現代でアレンに合体を迫るアポクリフォス。
アポクリフォスは過去にもアレンに接触しており、アレンこそが千年伯爵を破壊する存在であるとして、左腕のイノセンスが目覚めるまでずっと監視していました。

35年前のアレンはイノセンスを持っていなかったため、アポクリフォスが何らかの力を使って無理やりイノセンスを与えたのかもしれません。
つまり、クラウン・クラウンはアポクリフォスの一部であるという説。

本体がアポクリフォスであるためティキに破壊されても復活することができ、イノセンスがアレンを守っているのもアポクリフォスが操作していたからと考えたら合点がいきます。

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異例づくし

ネアがほぼ目覚めている以上、アレンの肉体はほぼノアに近づいていると言ってもいいかもしれません。
その状態にも関わらず咎落ちせずにイノセンスを保ち続けているこの状態は、異例ともいえます。

物語の進みがスローペースなのでこの謎が明らかになるのはもう少し先かもしれませんが、今はこうしていろんな考察をしてDグレの世界観を楽しみたいと思います。

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この記事を書いた人

心地いい部屋を作ることが趣味なアラサー男子。ファッションやカメラ、ウルトラマンなどが好きです。

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