【ネタバレ】D.Gray-man 第232夜 A.Wに別れを告げる・赤腕とピエロ【感想】

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【2020.07.30更新】
最新話(237夜)感想はこちら

 

アレンの生い立ち編…ということで始まりました、過去の話。
これまでは断片的に語られていたマナとの過去のエピソードですが、これまではマナの顔が隠れていたりピエロのメイクをしていたり…色々ボカされていましたが今回はいわば完全版。ちゃんとマナの顔が千年伯爵と同じになっています。

ページ数も33ページと、これまでと比べて多め。
アレンとマナの出会いに迫ります。

目次

前回までのあらすじ

イギリス・エディンストンでジョニーたちの迎えを待つアレンと神田。
待つ間、アレンは神田にマナのことや自分たちだけの文字のことについて語り始める。
そこに現れる合体AKUMA達。
立ち向かうアレンは神田に一言だけ伝え戦闘へ。
「これが終わったら聞いてください」

 

ガーベイサーカス団

時は遡り、まだアレンに名が無く<赤腕(アカウデ)>と呼ばれていた幼少期の頃。
身寄りもなく、見世物小屋で売られていたところをガーベイサーカス団の団長に買われた<赤腕>は、サーカス団の雑用として働いていました。

クリスマス間近の、英国エディンストン。
本番を前にしたマナに<赤腕>がご飯を届けるという、2人のファーストコンタクトのシーンも描かれました。
ちなみにこの過去の話は2010年に発売された小説3弾 Lost Fragment of Snowの内容と同じ。ですので小説を読んでいればさらに深く物語を知ることができます。
今回の話は小説のどの位置に当たるかというと、小説で描かれる物語よりもほんの少し前の場面となります。

 

サーカスの本番終了後、使われた道具をひたすら磨き続ける<赤腕>。
どれだけ磨いても新しく道具が運ばれ、朝から晩まで働きろくに睡眠も取れていない様子。

 

17巻166夜『正体』で名前だけ登場していたコジモなる人物も初登場。
コジモは<赤腕>と仲良くしていた犬を撲殺した人物として出ていましたが、ここにきて初めて姿が描かれました。

不自由な赤い左腕を持つがために見世物として買われた<赤腕>に暴力を振るうコジモ、そしてサーカス団の団長。
近づいてきた団長やコジモに対してアレンが震えていたことから、日頃頻繁に虐待を受けていたであろう様子が伺えます。

 

つないだ手にキスを

暴力を振るわれた<赤腕>が外に出ると、そこには歌を歌うピエロメイクをしたマナの姿が。
まるでどこかで聴いた気がする…そんなメロディと歌詞を聴いて自然と涙がこぼれる<赤腕>。

これは14巻135夜『安息時々曇り』に歌詞が載っており、つないだ手にキスをというタイトルの曲らしいです。
アニメ用に実際に曲が作られこのような曲名があるのですが、原作ではまた曲名は登場していないような気がします。(すでに曲名が原作でも出ていたら教えてください!)

 

マナが歌っていたこの歌。何も知らない<赤腕>が涙したということは、眠っているネアメモリーが知らぬうちに反応したということですね。
ネアも知っているということは35年以上も前からある歌なのでしょう。
方舟を起動するきっかけとなったこの歌も、徐々に物語のキーになっていくのでしょうか…?

 

これまでアレンの生い立ちが描かれていた中で一番古いものは、17巻の166夜『正体』の冒頭でマナと共に犬を埋葬していたシーンでした。
今回のお話はそれよりも少し前、クリスマス間近のサーカス団での話。

マナと、飼っている犬(名前:アレン)が登場していることから、次回は犬がコジモに撲殺される原因となるエピソード(マナがコジモより客ウケが良かった場面)が描かれるのでしょうか。

 

最後のコマでは<赤腕>を上から見守るティムキャンピーの姿も確認されました。
クロスもこの時点で<赤腕>、もしくはマナを見張っていたということになりますが、過去のクロスはこれからどう関わってくるのでしょうか…
今後も目が離せません。

 

(記事内画像引用元:ジャンプスクエアRISE 2019 SPRING )

前回⇨【ネタバレ】D.Gray-man 第231夜 A.Wに別れを告げる・序幕【感想】

次回→【ネタバレ】D.Gray-man 第233夜 A.Wに別れを告げる・The way of the three【感想】

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この記事を書いた人

心地いい部屋を作ることが趣味なアラサー男子。ファッションやカメラ、ウルトラマンなどが好きです。

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